
- 作者:斎藤勇哉
- 発売日: 2020/11/30
- メディア: Kindle版
目次
目的
エクセル上で文字列の足し算 (結合)
例
例えば、このような500人の個人情報があったとします。
データは、ダミーデータです。
こちらのサイトからデータをつくりました。
連番の列にある数字にHC
という文字列を挿入して以下のような表を作りたい場合。
文字列の足し算
Excelでの文字の足し算 (結合)は、&
を使うことで実行できます。
文字列同士だけではなく、数字や、セルに格納された文字列や数値も結合することができます。
例えば二つの文字列1と文字列2を結合する場合、以下のようになります。
= (文字列1) & (文字列2)
まず初めに、表の一番右にID
という列を作ります。
連番1を例に考えると、先頭にHC
、そのあとに1
(A2セル)が来ることになるのでQ2
セルの式は以下のようになります。
この時、注意しなければならないのは、計算式の中で文字列はダブルクォーテーション("")
でくくります。
数字とセルの番号はそのまま記入しても大丈夫です。
= "HC" & A2
Enterを押すとQ2
セルの中身がHC1
となります。
後は、Q2
セルをデータの下端までコピーするだけです。
応用
この文字列の足し算を応用して、コマンドを生成することができます。
仮に、(連番).txtというファイルを(ID).txtに変換するシェルコマンドを生成したい場合。
連番1に対しては、以下のような計算式をR2
セルに打ち込みます。
= "mv" & " " & A2 & ".txt" & " " & Q2 & ".txt"
この式をの結果は、このようになります。
mv 1.txt HC1.txt
R2
セルを下までコピーして完成です。
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- 作者:斎藤勇哉
- 発売日: 2020/11/30
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